「徒然なる托鉢和尚」のその後。ちゅうか、和尚の置かれた立場。

裏を明かしてしまえば、あの和尚は都の主に遣えた刺客です。
彼は小僧たちの親である隣国の主将を射止めてきた張本人でもある。
今は主の令通り、本来ならば次期主将になるはずだった小僧たちの目付け役。
彼らは何も知らないが、親を殺した奴と暮らしているってことになりますね。
でも彼らは当時年齢的にもまだ幼くて、
自分の立場も分からないまま「ただの小僧」として育てられている。
都の主としては、彼らを将来的に利用出来れば「吉」。
歯向かえばorいらなくなれば「殺」と言う考えを持っている。
和尚は、その時どうするのか。
それを考えたくなくて日々を過ごしているってのがちょうど話にしたところです。
だから一番苦しい立場にいるのが和尚なわけなのです。(^・^)/
でもここまで言ってしまうと面白くないので、
「勝手に想像でもしてちょっ」と言うことで、本文はあそこまでです。


続きを書き続けると最後には主と和尚の下克上まで行くかな。
自分の設定では、和尚は主のお気に入りだから半期に一度は呼び寄せてやることやらせるし。
和尚はどこに行っても出血大サービスをしなくちゃならない過酷な運命の持ち主なんです。(^・^)/
で、多分こいつは最終的に一人の主より将来ある小僧たちを選択すると思うので、咎落ち状態に。
そしてもっと人里離れた場所で暮らす羽目に。
でも自分の犯した罪は消えやしない。
ひょんなことから自分のしたことがバレてしまい…。
その時には、もう小僧も大きくなってるので立場逆転。
「お前が死ぬまでやり続けてやるっ!!」とか言われて散々弄ばれてボロボロに。
抵抗しない和尚を見た大人小僧はハッと我に返って
相手を抱きしめて「あんたが悪いんだっ……」とか言って一筋の涙を流して終わり。
となるわけです。

でも小僧人数いるから内部分裂するかもしれないし、どっちにしても和尚やられ放題なのは確かだな。(~_~;)
まっ、それはそれで面白いかもしれないけど、
マトモにちゃんと全部書くと、「攻」が「受」に変わっていく面白い話でもある。
しかしあの書き方は辛いからパスです。希望とかあれば、また形違えて書くかもです。
071012